2009年06月04日

今年もサマーサイエンスキャンプやります

生物学教室では,今年も
高校生のための先進的科学技術体験合宿プログラム
「サマーサイエンスキャンプ」を行います.
これは独立行政法人科学技術振興機構が主催する
実験・実習を主体とした科学技術体験プログラムです.


SSCホームページへ行きます。


去年も開催したこのキャンプですが,
http://hahoman.seesaa.net/article/105785765.html
医大の雰囲気を体験したいという学生さんで,
去年は結構な数の応募者があったそうです.

今年の応募締め切りは6月24日(水).
生物学,医学に興味のある高校生さんは,
是非応募してみてください.



posted by 針山堀太郎 at 14:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月26日

動物学会大会申し込み

日本動物学会の全国大会に針山研究室は毎年参加しています.
昨年は福岡大学で開催され,研究室の皆さんで参加して
福岡を堪能したのですが,
http://hahoman.seesaa.net/article/106343291.html

今年の第80回大会は,静岡!
9月17日(木)から20日(日)までの4日間,
静岡市の静岡グランシップを会場に開催されます.
http://www.zoology.or.jp/annual-meeting/1/index.asp

生物学教室のスタッフの皆さんも準備委員として協力しています.
これから色々と忙しくなってくるはずですが,
良い大会にするために頑張ります.

さて,大会で発表するには演題登録が必要なのですが,
演題・参加登録の締め切りは例年,この時期です.
この時期はトンボやらカメムシやらの行動実験でバタバタしていて,
これまた例年,登録期限ギリギリになってしまうわけですが,
今年は驚異的に早く登録できました.
いやぁ,人として成長してるのかなぁ.
posted by 針山堀太郎 at 00:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月21日

今年もアオハダトンボのシーズンが…

翅の構造色が美しいアオハダトンボですが,
今年もその繁殖の季節がやってきました.
成虫脱皮したての雄は翅の構造色も薄く,
また翅の色素の蓄積も弱く,透けるような翅を持っています.

アオハダ若齢個体.jpg

さてこのアオハダトンボの観察では,
毎年イネ科植物の花粉アレルギーに悩まされています.
http://hahoman.seesaa.net/archives/200805-1.html

症状が年々ひどくなってきてまして,
花粉で顔が猛烈に腫れ上がるようになってきたので,
少し怖くなって今年は対策を考えてみました.
長袖長ズボンにフードとマスクでもあまり効果がなかったので,
とりあえず,市販の抗アレルギー薬を飲んでみました.

この薬,確かにアレルギー反応は抑えられるようなのですが,
副作用で猛烈に眠くなるのが大問題です.
採餌を何時間も座り込んで観察しなければならないのですが,
暴力的な眠気に耐えられず,何度も川に落ちそうになりました.
あぁ,本当にどうしたらいいんだろう….





posted by 針山堀太郎 at 00:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 構造色と眼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月14日

チャバネアオカメムシの飛翔

佐賀に実験に来ています.
佐賀では桜の種子もそろそろ充実してきた頃ですが,
その実を吸汁しに来たのであろうチャバネアオカメムシが
桜の木でかなり採集できるようになってきました.

ということで,チャバネの行動実験を本格的に開始しています.
とりあえず,屋外ケージで飛翔させて定位方向を調べたり,
室内で離陸時の定位姿勢を撮影して,
頭部の保持角度を調べたりしようと思っています.

定位姿勢の撮影の練習として,
カメムシの飛翔直前の姿を撮影してみたのですが,
このカメムシ,ものすごく素早くて撮影が難しいです.
あぁ,ちょっと手間がかかりそうです.

チャバネ離陸.jpg
posted by 針山堀太郎 at 20:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 魅力的なカメムシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月30日

巨大蚊帳を吊るす

害虫カメムシの走光性の実験の準備をしています.

カメムシを飛翔させて,その行動を観察するわけですが,
飛んで逃げてしまわないように,実験アリーナを模索中です.
とりあえず,徘徊性のカメムシの行動実験に使うために準備した
巨大蚊帳を代用できないか,試してみています.

大学の温室を間借りさせていただき,
その蚊帳を吊ってみました.
8畳用ということで広さもなかなか.
早速,カメムシを飛ばせてみます.
上手くいくといいのですが.

蚊帳.jpg
posted by 針山堀太郎 at 19:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月24日

チャバネアオカメムシを集める

害虫の光を使った防除に関する研究を
本年度から開始することになり,
材料とする果樹害虫のチャバネアオカメムシを
採集して,予備実験を行っています.

これまで扱ったことのないカメムシなので,
どう採集していいのか,どう飼育したらいいのか,
サンプリングや実験設定はどのようにしたらいいのか,
などなど,かなり基本的なことから分からないわけです.
僕は農学部の害虫研究室出身ですので,
研究室を出て農試に勤められている先輩方に
色々と助けていただいて,
よろよろと研究をスタートさせています.

とりあえず,実態顕微鏡下で複眼を観察してみたのですが,
まぁ他のカメムシとさほど大きく変わらないような外見です.
チャバネ複眼背面.jpg

でも,このカメムシには非常に強力な走光性
(光に向かって移動する行動)
がみられます.
なにかすごい秘密がありそうです.
研究の進展がこれから楽しみです.
posted by 針山堀太郎 at 21:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 魅力的なカメムシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月15日

静岡新聞で先生の連載はじまる

針山先生が静岡新聞にコラム連載をはじめられました.
なんだか凄いです.

「環世界 生物の多様な知覚」という科学コラムです.
日曜日の科学欄に毎週(?)掲載される予定で,
6月まで,およそ10回ほどの短期連載ということです.
第1回目は「石っころの声」というタイトルで,
4月5日に掲載されました.

静岡新聞連載.jpg

人が豊かに生きるために,
生物独自の知覚世界があるという事実から
我々は何をどのように学ぶべきなのか,
ということを書いてみたい,と先生は仰っています.
また名文が生まれそうです.

これは必見だな!と思うのですが,
日曜日くらいは科学のことを忘れて少しだらりのんび…
いえ,なんでもありません.
日曜日も新聞を読んでしゃっきり過ごしたいと思います.

posted by 針山堀太郎 at 23:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月13日

日本応用動物昆虫学会奨励賞受賞

針山です。
はじめてこのブログに記事を投稿します。
今回は、研究室にとっても、
またこのブログを楽しみにしてくださっている
読者の皆様にも喜ばしいご報告です。

3月28日から30日まで北海道大学にて
第53回日本応用動物昆虫学会大会が開催されました。
この大会において本教室の弘中満太郎君が
「亜社会性カメムシ類の視覚依存的なナビゲーション・定位行動
についての研究」という題目で
第9回(2009年度)日本応用動物昆虫学会奨励賞を受賞しました。

彼のこれまで続けてきた地道な行動研究と共に、
神経科学的視点からの行動生理学的解析が評価されたものでしょう。
ベニツチカメムシというマイナーな研究材料を使いながらも、
その素晴らしい研究発想と驚くような観察眼で
わくわくさせるような研究を続けてきたことが
今回の受賞に繋がったのだと思います。
とても嬉しく思っています。

研究室として喜ばしいことであり、
また弘中君に受賞の責任を再認識してもらうためにも、
ここに記事を投稿することにしました。
今後も素晴らしい成果を出すことを期待しています。
頑張れ、満ちゃん。
posted by 針山堀太郎 at 13:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月25日

比較生理生化学会から「動物の多様な生き方」という本出ます

日本比較生理生化学会という学会があります.
http://jscpb.org/ja/
この学会は,動物の面白い形態や不思議な行動のメカニズムと機能を
多様な種を比較することで理解しよう
という研究者が集まって作られた学会です.
浜松医大生物学教室がお世話になっている学会の一つです.

この比較生理生化学会の先生方が総力をあげて編集された本,
「シリーズ 動物の多様な生き方」がこの春から刊行されます.
http://www.kyoritsu-pub.co.jp/series/doubutu.html

出版社は共立出版で,以下の全5巻ということです.
1.見える光,見えない光:動物と光のかかわり
2.動物の生き残り術:行動とそのしくみ
3.動物の「動き」の秘密にせまる:運動系の比較生物学
4.動物は何を考えているのか?:学習と記憶の比較生物学
5.動物はなぜ多様な神経系をもつか?:神経系の比較生物学

まず4月23日に,第1巻が刊行される予定です.
この巻には針山先生の書かれた
「光る構造色」という章が入っています.

5月には僕の「定位」の章が含まれる,第2巻が出る予定のようです.
本日,その著者校正を終えたところです.ふぅ.
校正原稿.jpg

昨年の5月頃に初稿の締め切りがあったのですが,
いつものとおりなかなか書き上げることができず,
カメムシの野外実験も忙しい時期で,
精神的に大変追いつめられた思い出があります.

動物の形態,生理,行動現象を
わかりやすく解説しているとのことですので,
動物学の入門書として最適なのではないでしょうか.
機会があれば一度,手に取ってみてください.
posted by 針山堀太郎 at 06:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月19日

大畠さんいらっしゃってます

昨日から,ゾウリムシの実験のために大畠(尾張)慶子さんが
針山研究室にいらっしゃっています.
針山先生の東北大時代のお弟子さんというか
お友達,という感じなのでしょうか.

今日はもう帰られていないのですが,
お客様用のデスクでお仕事されてます(写真).

大畠さんの席.jpg

そもそもゾウリムシのどんな研究をされに来たのか,
もう少し伺ってからブログに書こうと思っていたのですが,
先ほど,大畠さんが,
「今日,私と主人の誕生日で,結婚記念日なんだよ〜,じゃぁね」
ということを言い残されて帰られたので,
なんだか驚いて,急遽記事にしました.
ご主人は同級生と伺ってますので,
夫婦の生年月日が同じって,ちょっと驚きます.

大畠さん,記念日おめでとうございます.






posted by 針山堀太郎 at 20:52| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする