2008年09月18日

カメムシの個眼数を数える

最近は,何種類かのカメムシの複眼の個眼の数を
コツコツと数えています.
昆虫を含めた節足動物の主要な光受容器である複眼は,
個眼(こがん)と呼ばれる小さな眼が集合して構成されています.
複眼を拡大すると,ポツポツとした細かな個眼が見えるはずです.

ベニツチカメムシの1つの複眼の個眼数は370個ほどですが,
今回数えた,チャバネアオカメムシ(オス)では,
670個ほどの個眼が確認されました.
あぁ,この程度ならなんとか数えることができます.
ちなみに,昆虫において最も個眼数が多いのは,
トンボのおよそ28000個と言われています(Sherk 1978).
これを数えたくはないですね….

個眼の個数は空間分解能(視力)と密接な関係があり,
一般的に個眼数が多ければ多いほど
空間分解能が高いと考えることができます.
そのような意味では,チャバネアオカメムシの方が,
ベニツチカメムシより目が良いと言えそうですね.

チャバネオス.jpg
posted by 針山堀太郎 at 14:30| Comment(1) | TrackBack(0) | 魅力的なカメムシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
トンボって28,000個も個眼があるんですか…(゚゚;)それも全部先人達の努力の賜物ですね…。自分が学んでいることもそうした知識の蓄積にあやかったものなんだなーと思ってしまいます。
Posted by オルガネラ at 2008年09月18日 20:48
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。