2008年04月13日

ドジョウを探しに山奥へ

3月末に宇都宮大学で開催された,
第52回日本応用動物昆虫学会から帰ってきた頃には
浜松の桜は満開で,それももう散ってしまいました.
さて,いよいよ野外実験のシーズンを迎えます.
これから1ヶ月ほどで今年度の実験の詳細を
詰めていかなければいけません.楽しみです.
今年も僕は,カメムシとトンボの実験が中心になりそうです.

さて先日,環境アセスの会社に務めている弟から電話があり,
ホトケドジョウ類の話をしました.電話の後,
そいうえば最近,あのドジョウ見てないなぁと思い,
春の森へナガレホトケドジョウを探しに出かけてきました.

天竜川水系の小さな川沿いに,けもの道を30分ほど歩き,
最源流域の水がわずかに流れている場所で,
ナガレホトケドジョウを見つけることができました.
水が枯れて落ち葉が堆積し,魚なんていないのでは…,
と思うような場所に棲息してるんですよね.
写真は同じ場所で採集した数年前の個体ですが,
ホトケドジョウより髭が長くて愛嬌があります.
静岡県版のレッドデータブックでは
準絶滅危惧種に指定されています.
この貴重な魚が住める環境を大切にしたいものです.

ナガレホトケ.jpg
posted by 針山堀太郎 at 15:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 浜松の生き物たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月18日

2月の馬込川

浜松医科大学は,キャンパスのすぐ東側脇に染地川,
そして500mほど東側に平行して馬込川が流れており,
豊かな水の恵(大げさですね…)を享受しています.

そのため淡水魚好きの僕は時々,魚採りに出かけます.
先週の12日は暖かく,絶好の魚採り日和ということで,
大学からぶらぶらと馬込川に行ってきました.

僕の魚採り友達でもある北九州の後輩は,
どんな汚れた川であっても,水面を氷が張っていても,
ウエット・ドライスーツで潜ろうとする猛者ですが,
僕はそこまでのモチベーションはなく,
今回はタモで掬う程度です.

1時間ほどでしたが,
タモロコ,ボウズハゼ,トウヨシノボリ,シマヨシノボリ,
ヌマチチブ,カジカ小卵型(ウツセミカジカ)
の6種を採集することができました.

チチブ属のハゼ類は分類が難しいグループですが,
今回採集された個体は,第1背鰭に暗赤色線が認められ,
頭部側面の白点,胸鰭基部の横帯の模様,背鰭棘,
などの特徴からヌマチチブのようです.

また採集したカジカは,胸鰭軟条数が16本認められ,
カジカ小卵型のようです.
雌は腹部がかなり膨満しており,
雄も黒色の婚姻色がでていました.
馬込川のカジカは,そろそろ産卵を始めるようです.

馬込川のカジカ.jpg
posted by 針山堀太郎 at 13:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 浜松の生き物たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月17日

浜松駅近くで理事?に会う

学会準備に追われています.
一昨日は針山先生と堀口さんが学会関係の雑務で
JR浜松駅前に出かけられました.

その際,遠鉄新浜松駅から第一通り駅に向かう遠鉄のガード下で,
天使の像を見つけたそうです.
とりたてて写真にとるようなものでもないような感じですが,
本学の右藤理事(前生物学教授)に良く似ている!

針山先生はかなり前から密かに
「似ているなぁ」と思っていたそうです.
浜松へお越しの際は,この天使像を探してみてください.
本研究室の守り神です.
複数体存在するということです.
駅近くの天使像.jpg
posted by 針山堀太郎 at 11:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 浜松の生き物たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月16日

3月の浜名湖のアマモ場

今日(3/15)の浜松は最高気温が14℃ほどだったのですが,
風が冷たく,「春の陽気」という感じの一日ではありませんでした.
そんななか,浜名湖に再びモエビ採集に出かけてきました.

海の中のアマモ場では,着々と春の準備が進んでいるようで,
アマモも葉が伸長し,採集される生き物も
2月とはいくぶん変わってきているようです.
前回の採集時には小さかったアイナメも,
ひとまわり大きな個体が網にたくさん入ってきました.
肝心のモエビ類は,コシマガリモエビとツノモエビが採集でき,
実験材料の確保ができてホッと一息です.

網に入ったコシマガリは目を奪われるような緑色です.コシマガリモエビ2.jpg
posted by 針山堀太郎 at 02:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 浜松の生き物たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月15日

モエビを浜名湖で探す

一昨日の月曜日,冬の浜名湖に浸かってきました.
あぁ寒かった….
この地方独特の強風「遠州のからっ風」が吹きすさぶ中,
堀口さんと実験に使うモエビ科のエビを採集にいってきました.

競艇場の近くのアマモ場で採集したのですが,
この時期でもアマモには色々な生き物が付いていました.
特にワレカラの仲間は何種類もが卵保護をしていて,
私の研究材料のカメムシも亜社会性なので,興味津々です.

お目当てのモエビ科のエビは
コシマガリモエビ,ツノモエビ,ホソモエビなど
それらしいのが何種類か採集できて,嬉しくなりました.
コシマガリモエビは何ともいえない緑色で,
研究室の水槽で見事にアマモに擬態してます.
コシマガリモエビ.jpg
posted by 針山堀太郎 at 16:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 浜松の生き物たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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