2010年06月28日

今年もブラックボックスが出現

ハイ,今年も出ました!ブラックボックスです.

10箱形アリーナ.jpg

この梅雨の季節,毎年のように1-2週間ほど出現する
謎の構造物なわけですが,カメムシのナビ実験のための
アリーナなんですね.

3×3×2mという結構なサイズなので,
建てるのにかなりの時間がかかります.
コツコツ準備して,昨日ようやく建ちました.
あらためてこの実験が面倒なことをひしひし感じています.
それから昨日今日と佐賀は猛烈な雨.
大雨洪水警報の中,ずぶ濡れになってカメムシを追ってます.
雨に打たれながらの仕事は疲れが倍増するような気が….
体がだる〜い.
でもこれから実験は佳境に入ります.頑張ろう.
posted by 針山堀太郎 at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 魅力的なカメムシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月03日

温室に吊った蚊帳のなかで

チャバネアオカメムシの走光性に関する
幾つかの実験に取り組んでいます.
今年も大学の温室を使わせていただいて,
そのなかの1つの実験を進めています.

10温室.jpg

ただ,まだこの材料に慣れてないのか,
野外実験や半野外実験が難しいです.

なにか重要な要素を理解してないんだろうなぁ.
行動学の場合,材料の動物の野外の生態を
集中してとにかく長時間観察する事が
色々な実験を成功させる近道なのですが,
この虫,素早いし,良く飛ぶので観察もままならない.
う〜ん,悔しい.


posted by 針山堀太郎 at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月01日

今年もサマーサイエンスキャンプ

ここ数年,夏休み期間に毎年行っている
「高校生のための先進的科学技術体験合宿プログラム」
サマーサイエンスキャンプですが,
浜松医大の生物学教室では今年も行います.
カエルを使って眼に関する色々な実験をしながら,
生物の視覚について学ぶ内容になっています.

SSCカエル.jpg

生物学教室で行うサマーサイエンスキャンプでは,
現役の浜松医大の医大生の1年生,2年生に
実験などを色々と教えてもらいながら進めていきます.
大学のお兄さんお姉さんと仲良くなるわけで,
大学ってどんなところなのか,
大学生ってどんな人達なのか,
より身近に実感できると思いますよ.

文系,理系問わず,
医大に興味のある学生さんは是非応募してください.

応募は,募集要項のおいてある,
科学技術振興機構の下記のHPを見てください.
http://ppd.jsf.or.jp/camp/
6月15日が応募締切になります.

posted by 針山堀太郎 at 14:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月27日

謎の構造物とチャバネアオカメムシ

5月に入ってチャバネアオカメムシが
活発に飛翔するようになってきました.

10チャバネ1.jpg

ということで,チャバネアオカメムシの走光性の実験を
忙しく進めています.

今年の研究のストーリー,研究計画,そしてその準備は,
今年に入って長い時間をかけて練り上げて,
その上で2月と3月に針山先生,山濱さんと何度も議論をして,
4月の段階で完璧に仕上がっていました.
で,あとは5月に予想される行動データを取るだけ,
のつもりだったのですが…

全く予想外の結果が出て,慌てています.
絶対定位してくれると思った条件で,
カメムシが定位してくれないのです.

「研究者の予想が裏切られるということは
自然の奥深さを示していて,いつでも喜ばしいことだ」
という言葉を,かつて修士学生の頃に
ある先生からいただいたことがあります.名言ですね.
その意味で,僕は今まさに自然の奥深さに触れていて,
幸せなんだなぁ,と思いながらも,
やっぱり結果が出ないと怯えるし,焦るわけです.

そこで,急遽,こんな謎の構造物を作って,
新しい実験を開始しています.
今度は上手くいってほしいです.

スターゲートB42.jpg


posted by 針山堀太郎 at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 魅力的なカメムシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月26日

吸引力

今年1月の掃除機会議から4ヶ月,
待望の居室用掃除機を堀口さんに購入していただきました.
みんなが興味を持っていた,Dysonというブランドの掃除機です.
なかなか良さそう!

ダイソン.jpg

コードを自分で巻き取ってくれるし,吸引力が凄い.
もう少し音が小さいと良いんですが,,仕方ないですね.
女性の皆さんは「水洗いできる」という点に
異常なほどの興味をおぼえているようです.ちょっと怖い.

これで居室の掃除が楽になるような気がします.
誰もいない時に,こっそり使ってみます.

posted by 針山堀太郎 at 13:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月24日

そらまめの季節ですか

5月に入って,実験が忙しくなってきました.
僕は今年も去年と同じように,
ベニツチカメムシとチャバネアオカメムシの実験を
中心に進める予定です.
今年から教育関係の仕事もいただけるようになってきて,
その分,佐賀のフィールドにはなかなか出かけられませんが,
仕方ないですね.頑張ろう.

藤森先生のそらまめ.jpg

ところでさきほど,
医学部の1年生の講義「自然科学入門」
をお願いしている藤森先生がいらっしゃって
自宅で作られたという「そらまめ」をいただきました.
あぁ,良い季節です.茹でて食べよう.
先生,有り難うございます.

posted by 針山堀太郎 at 14:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月27日

霜降りの力は凄い

先週,右藤先生を囲む会を開きました.
先生とボーリングして,その後,お食事会です.

ボーリングは僕はいつもどうりのひどいスコアでしたが,
周りがなんか上手くて嫌らし過ぎる.あぁ,悔しいです.
そのあと右藤先生行きつけの木曽路で
「しゃぶしゃぶ」を堪能したわけですが,
高級な和牛霜降り肉,凄いですね.

研究では比較的冷静に物事を判断できる方だと思うのですが,
霜降りの凄さにぼんやりして,判断力が鈍り,
肉をどんどん追加しよう!と盛り上がってしまい,
その結果,凄い金額の割り勘になってしまいました.

でも,最高に楽しかったなぁ.

右藤先生を囲む.jpg
posted by 針山堀太郎 at 14:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月21日

ひぃぃぃ,なんか忙しい

4月も中盤を過ぎ,なんだか忙しい毎日です.
今日の仕事の流れとしては…

科研費交付申請書提出する

科研費実績報告書作成中

カメムシのナビ実験計画のアイデア練る

お昼

人間科学ゼミのお手伝い

学生さんの指導

アオハダトンボ研究計画の打ち合わせ

夕食

フタボシ論文直し

チャバネ採集


もうちょいやることがありそうです.
なんて仕事が遅いんだろ.
あぁ,なんか心が張りつめてて,ちょっとくたくたです.


posted by 針山堀太郎 at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月12日

マダラツチカメムシはハルニレの種子を運ぶ

日本産のモンツチカメムシ亜科には,
4つの種が報告されています.

 フタボシツチカメムシ Adomerus rotundus
 ミツボシツチカメムシ Adomerus triguttulus
 マダラツチカメムシ Adomerus variegatus
 シロヘリツチカメムシ Canthophorus niveimarginatus

これら4種のなかで,
繁殖生態が最後まで謎だったマダラツチカメムシの
繁殖行動の一端を明らかにした論文を,今年,
共同研究者の向井さんが中心となって出すことができました.

Mukai et al. (2010)
Maternal-Care Behaviour in Adomerus variegatus (Hemiptera: Cydnidae).
The Canadian Entomologist 142(1):52-56

マダラツチカメムシ1.jpg
(雌親にまとわりつく幼虫)

本種の雌親が地表に巣を造り,
巣の幼虫にハルニレの種子を給餌する
という極簡単な行動記載論文なのですが,
とても思い入れの強い論文になりました.

このカメムシ,4年ほど前から生態調査を進めていたのですが,
・ハルニレ種子を食べるらしいこと以外,生態が全く未知だったこと
・給餌行動が強く予想される分類群に属しているにも関わらず
ハルニレの種子がカメムシよりも大きく運搬できなさそうなこと
・繁殖に入る個体数の年次変動が非常に大きかったこと
・調査場所が奥日光というアクセスが大変悪い場所であること
・奥日光には温泉やら紅葉やら誘惑が多かったこと
などの要素が絡み合って,
ゆっくりと1つずつ謎解きをしていくような
研究の面白さを体験することができました.

その間,様々な方にお世話になりましたが,
特に現地を案内していただき
貴重な生態情報をお教えいただいたMさんには
心から感謝しております.有り難うございました.

マダラツチカメムシ2.jpg
(ハルニレの落果を口吻に付けて引きずるように持ち帰る雌親)

フタボシの給餌論文はまだ出ていませんが,
これで,本邦のモンツチカメムシ亜科のすべての種が
給餌を行うことを確かめることができました.
大学3年生の頃だったと思いますが,
「モンツチ全種の繁殖行動を調べてみよう!」と思い立ち,
それから15年が過ぎてしまいましたが,なんだか幸せです.
posted by 針山堀太郎 at 10:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 魅力的なカメムシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月01日

さようなら,右藤理事

昨日,3月31日付けで右藤理事が退職されました.
浜松医大において33年間の長きにわたり,
研究と教育にご尽力され,本学の発展に力を注がれました.
右藤先生,本当に有り難うございました.

先生がいなくなってしまうんだな,という寂しい気持ちで
理事室の片づけのお手伝いに伺ったところ,
「本当にいなくなってしまうのか?」
と,逆に不安になるほどの荷物が残っていました.
先生,全然片付いていませんよ,笑.

ということで,生物学教室のスタッフ総出で,
お手伝いさせていただきました.
僕は先生の大切にされていたウニの標本をいただきました.

理事室お片づけ.jpg

そして最後は事務の皆さんに見送られて,大学を後に….

理事お見送り.jpg

一人の研究者・教育者が節目を迎えることを想うと,
言葉にできないような重みがあります.
右藤先生とお部屋を片付けながら,
先生の昔話を伺ったり,懐かしい写真を拝見したり,
今日は,先生と長い時間を過ごさせていただきました.
素晴らしい日になったと思います.

posted by 針山堀太郎 at 12:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。